Acoustic WALK INN FES!2021
2021年11月6日と7日。
桜島で開催されたAcoustic WALK INN FES!2021。
このタイミングでも開催してくれたということが、とてもすごいことだと思った。
別の場所で開催するはずだったものが一旦は中止になったにも関わらず、場所を移して、
全部また始めから作り直して、無事に開催された。
そして、今回、地元出演者への要求というか、フェスとしての演出なんだけど、それぞれが試行錯誤したと思う。
バンドとアコースティックの共演!
面白いことやるなー!と思ったよ!
個人として出演するんじゃなくて他のアーティストと一緒に出てねって言われるんだから!
最初っからワクワクしてたし、やってやるぜ!って感じだった。
3年前かな。鹿児島のBACKSKiDのステージにゲスト出演させてもらったのに、
バンジョーのストラップが切れてバタバタしたの。
メインステージに上がるのはまだ早いんだよ、言われたような気がした。
このフェスの本質とか、想いとかをまだ十分に理解できてなかったのか、
その想いを背負える器じゃなかったのか。
技量が足りなかったのか。考えればキリがないけど、そう言われて気がした。
そして今回、BACKSKiDと一緒に共演することになって、タイムテーブルが発表されたら、
メインステージだった。
これはリベンジマッチだなって思ったよ。
そっからは、不安とワクワクが入り混じって、とにかく行動しようと思った。
後から後悔したくないので、曲のアレンジとか気になることは遠慮なく言ったし、
いっぱい練習もした。
でも、それはプレッシャーではなくて、準備期間からずっと楽しかった。
BACKSKiDの曲をアコースティックにアレンジして、メンバーと一緒に音を鳴らして、
あーだこーだいいながら、練習中もみんな笑顔だった。
今回は初めて前日にリハーサルのために参加した。
翌日から使用するテントの準備とか机や椅子を確認したり、
そして、メインステージでのリハーサル。
特に緊張はなかった。音楽の場においては、もともとあまり緊張しない。
それだけ場数を踏んできたし、何があっても楽しめるっていう自信があるのかも。
夕暮れ時、陽が沈んでいく中で行われたリハーサル。
同時にSAKKAKUの照明もテストしていた。
すごく気持ちよかった。スタッフだけの会場に音が響いた。
だんだん暗くなっていく空を見ながら、翌日の想像をしながら、
とにかく楽しんだ。
リハーサルだって、聞いてくれてる人がいる。
そこでの楽しさって必ず伝わると思う。
とある本に書いてあった「伝えるんじゃない、伝わるんだ」って。
歌を歌ってて、本当にその通りだなって思う。
あまり多くの言葉はいらない。伝わるんだから!
だから、伝わる歌を歌えるようにならなきゃ!!
その日はBACKSKiDのドラムのLAVE一郎の家に泊めてもらった。
人の家に泊まるのも久しぶりで楽しかったなー!!
翌朝起きたら、寝言で「わー!!」って叫んでましたよって。
めっちゃ恥ずかしい。
他人の寝言ってなんであんなに面白いんだろうねwww
本番当日は雨模様だったけど、それも思い出。
雨の中見にきてくれた人はマジモンだと思うし、
ステージの上から一人一人の顔が見えて、すごく嬉しかった。
結局今回もピックアップの故障が起こって、
一筋縄ではいかないなって思ったけど、
それ以上に楽しめたのは、よかったと思う。
関わってくれた人たち、本当に有難うございました。
物販のCDは一枚も売れなかったけど、それはまた次回頑張ります!
BACKSKiDともまた一緒にしたいな!
せっかくフェスがきっかけをくれたので、今後も繋げていきます!!
2日目は見に行けなかったけど、海の向こうから光だけは見えてた。
天気も良かったし、気持ちよかっただろうなー!
地元アーティストがステージに立てる夢のフェス。
これからもいろんな人たちの支えになって、居場所になって、
遊び場になって、またみんなと再会できるような場所であって欲しいです。
本当にありがとう。
0コメント